令和4年度九州大学工学部物質科学工学科 編入体験記

 

要点表

 

大学名九州大学
学科物質科学工学科
試験の時期8月中旬~下旬
併願大学専攻科
試験科目数学・物理・化学・英語
数学ラプラス変換
フーリエ変換
ベクトル解析
偏微分・重積分・全微分
確率
漸化式
物理力と運動
熱と気体・波
電気と磁気
電子など
化学高校化学の内容
英語英訳・和訳
(TOEIC(面接の際に聞かれる程度))
面接志望動機
高専での研究内容
将来したいこと
テストの出来
長所・特技
大学でしたいこと
TOEICの点数

スケジュール

4年春休み数学:高専の数学・スタディーサプリによる基礎の復習
化学・物理:スタディーサプリによる復習
5年4月数学:高専の数学・スタディーサプリによる基礎の復習
化学・物理:スタディーサプリによる復習
5年5月数学:編入数学徹底研究
化学:セミナー化学基礎
物理:リードα
英語:基礎英文法精講
5年6月数学:編入数学徹底研究
化学:セミナー化学基礎
物理:リードα
英語:基礎英文法精講
5年7月全教科:過去問特訓
英語:基礎英文法精講
5年8月全教科:過去問特訓
英語:基礎英文法精講

 

自己紹介

在学・出身高専・学科:久留米高専・生物応用化学科

得意科目:数学、化学系専門科目

苦手科目:国語、社会系

趣味:映画・ドラマ鑑賞、カフェ巡り

高専での順位:

1年:6位、2年:3位、3年:3位、4年:3位、5年:7位

高専からの大学編入で九州大学を選んだ決め手

より専門的な知識を身に着けるため、さらに、高度な研究をしたかったため、大学の進学を決めましたが、学生の間は福岡で過ごしたかったため九州大学を選びました。

九州大学編入の併願校とその理由

久留米高専専攻科

理由:滑り止めのため受験しました。

受験科目:化学・数学・TOEIC

結果:合格

高専から九州大学編入の教科別試験対策法

九州大学物質科学工学科の科目は数学と物理と化学と英語があります。それぞれの科目について、出題傾向と実際に私が行った対策方法を解説します。

 

数学

数学の出題範囲別の傾向と対策

数学の例年の傾向としてラプラス変換・フーリエ変換・ベクトル解析・偏微分・重積分・全微分・確率・漸化式などが出ます。それぞれの傾向と対策方法について詳しく解説します。

大問は4問あります。1・2問目は行列・微分方程式が出題される傾向にあります。難易度は年によって変わりますが、基本ができていれば解ける問題が多いように思います。3・4問目はフーリエ変換・ラプラス変換・ベクトル解析・確率などが出題される傾向にあります。こちらも難易度は年によって変わりますが、『編入数学徹底研究』や過去問を通してしっかり演習しておくといいと思います。

実際の試験の問題

行列
微分方程式
ベクトル
確立

全体的に例年に比べて、難易度は高かったように感じます。

物理

物理の出題範囲別の傾向と対策

物理の例年の傾向として力学・熱学や電磁気学などが出ます。それぞれの傾向と対策方法について詳しく解説します。

大問は3問あります。1問目は力学に関する問題、2問目は熱学に関する問題、3問目は電磁気学に関する問題が出題される傾向にあるように思われます。発展的な問題は少なく、基礎をしっかり固めておけば解けると思います。『リードα』の基礎問題は解けるようにしておき、余力があれば応用問題も解けるようになっておくといいと思います。

実際の試験の問題

小球の衝突
カルノーサイクル
電子回路

難易度は例年通りでした。

化学

化学の出題範囲別の傾向と対策

化学の例年の傾向として高校化学の範囲が出ます。それぞれの傾向と対策方法について詳しく解説します。

化学は基本的に高校化学の範囲が出題されます。大問は6問で、特に専門的な難しい問題はなく、基礎的な問題が多いため、『セミナー化学基礎+化学』などの参考書でしっかりと基礎を固めておくといいと思います。生物系よりは化学系の問題が多いように感じます。

実際の試験の問題

結合の種類について
面心立方格子について
ヒントをもとに化合物の構造を答える問題
物質の状態図に関する問題
糖類に関する問題

難易度は例年通りでした。

英語

英語の出題範囲別の傾向と対策

英語の例年の傾向として日本語訳と英訳が出ます。それぞれの傾向と対策方法について詳しく解説します。

英語は例年大問が3問あります。1・2問目は英語の長文の中から3か所ほど(それぞれ1~2文)を日本語に訳します。単語を知っておかないとなかなか訳すのは難しいので、単語を知っておくことが大事だと思いますが、英文は年によってその内容が全然違うため、読めたらラッキー程度でもいいかもしれません。3問目は短い日本語を英文に直します。英文訳は複雑な単語を書かせる問題ではなく比較的答えやすい問題が多いため、点を稼ぎやすいです。基礎英訳文精講などで訳する練習をしておくといいと思います。

実際の試験の問題

長文の和訳(コロナに関する文章など)
英訳(日本語で書かれた文を英語に訳す問題でした。)

これも例年通りの出題形式でした。

 

面接

Q.志望動機
Q.高専での研究内容
Q.将来はどのようなことがしたいか
Q.英語にまつわるエピソード
Q.大学に入ったら勉強以外にどんなことがしたいか
Q.九州大学以外に大学を受ける予定はあるか
Q.テストのできはどうだったか
Q.長所について
Q.特技について
Q.TOEICの点数

 

利用した参考書一覧

 

物理スタディーサプリ
リードα
良問の風
化学スタディーサプリ
セミナー化学基礎
リードLightノート化学
リードLightノート化学基礎
英語・TOEICネットアカデミー
基礎英文法精講
数学編入数学徹底研究
高専の数学
スタディーサプリ

 

最後に

九州大学工学部物質科学工学科の問題は例年傾向が似ているのでしっかりと対策しておくと安心だと思います。実際に勉強にとりかかる前に一度、数年分の過去問を解いてみて、自分の苦手な範囲や演習が必要な範囲を知っておくことも大事だと思います。さらに、私は4教科のうちどの教科をどの程度点を取るか目標を決めてから受験勉強にとりかかりました。自分の得意科目・苦手科目に応じて、目指す点数を決め、それにより、対策の内容やかける時間を決めるといいと思います。

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