令和5年度東北大学工学部機械知能・航空工学科編入体験記

要点表

大学名東北大学
学科工学部 機械知能・航空工学科
試験の時期8月下旬(私が受けた年は23、24日にありました)
併願大学徳山高専専攻科、岡山大学、島根大学
試験科目数学、物理、化学、英語(TOEIC)
数学微分積分、線形代数、数列、ベクトル解析
物理力学、電磁気学、熱or波動
化学理論化学、有機化学、無機化学、物理化学
英語TOEIC
面接志望動機、得意科目、大学編入後の進路、やりたい研究についての知識、自己アピール、材料学に関するの口頭試問

スケジュール

4年10月英語 金フレ 
4年11月~4年終わり数学 編入数学徹底研究、編入数学入門
物理 物理のエッセンス
英語 金のフレーズ、文法問題出る1000問、公式問題集
TOEIC 1月590 2月585 3月620
4年春休み~5年4月数学 編入数学徹底研究、編入数学入門
物理 物理のエッセンス、大学生の初等力学
5年5~6月初め数学 岡山大学、専攻科の過去問、徹底研究、編入数学入門
物理 物理のエッセンス、大学生の初等力学
化学 鎌田の理論化学
5年6月下旬~数学 徹底研究、編入数学入門、過去問特訓
物理 大学生の初等力学、大学生の電磁気学、物理のエッセンス
化学 福間の無機化学、鎌田の理論化学・有機化学、基礎問題精講、物理化学の基礎 

自己紹介

在学・出身高専・学科:徳山工業高等専門学校 機械電気工学科

得意科目:機械系科目全般

苦手科目:物理

趣味:スポーツ観戦(NBAや欧州サッカーなど)、ドライブ

高専での順位:

1年:8位、2年:8位、3年:7位、4年:7位 5年:1位

高専からの大学編入で東北大学を選んだ決め手

旧帝大を受験したいと考えていた時に、同じ研究室の東北大学に行くことになった先輩に進められたことが一番のきっかけです。また東北大学のウェブサイトを見た際に、機械・医工学コースに興味を持ったため東北大学にしました。

東北大学編入の併願校とその理由

高専専攻科

理由:高専で学んだことをさらに深めたいと思ったから受けました。また、大学編入を目的とする同じ学科の友達はほとんど受けていたので受けました。

受験科目:数学、英語(TOEIC)、専門科目(特定の資格試験で免除)

結果:不合格

岡山大学

理由:家から県外の大学の中で比較的近く、テストの難易度も自分に合っていると考えたので受けました。

受験科目:数学、物理、面接

結果:不合格

島根大学

理由:東北大学に落ちた場合のことも考えて受けました。試験は東北大学の試験よりあとの日に行われ、試験科目も面接だけだったため受けようと思いました。

受験科目:面接のみ

結果:東北大学に合格していたため受験辞退

高専から東北大学編入の教科別試験対策法

東北大学機械知能・航空工学科の科目は数学と物理と化学、英語があります。それぞれの科目について、出題傾向と実際に私が行った対策方法を解説します。

数学

数学の出題範囲別の傾向と対策

数学の例年の傾向として微分積分,線形代数 ,数列 ,ベクトル解析、微分方程式が出ます。それぞれの傾向と対策方法について詳しく解説します。

微分積分

例年の傾向としてグラフの概形、極値、基本的な積分などがでます。編入数学徹底研究で重点的に勉強したあと、編入数学入門、編入数学過去問特訓をときました。

線形代数

例年の傾向として逆行列や固有値、固有ベクトル、行列のn乗などがでます。編入数学徹底研究で重点的に勉強したあと、編入数学過去問特訓をときました。

微分方程式

様々な種類の微分方程式がでます。編入数学徹底研究で勉強したあと、編入数学過去問特訓をときました。

数列

数学的帰納法や漸化式がでます。編入数学入門を使用して勉強しました。

実際の試験の問題

問題範囲は覚えていますが、問題内容は覚えていないので興味があれば大学に過去問を請求して確認してみてください。

空間図形

対策をあまりしていなかったため、ほとんど解けませんでした。

偏微分、重積分

基本的な問題は解けました。重積分も最後まで挑戦したのでもしかしたら部分点があるかもしれません。

微分方程式

基本的な問題は解けました。

数学は全体的に難しかった印象です。

物理

物理の出題範囲別の傾向と対策

力学

例年の傾向として剛体や質点の運動が主に出題されます。私は高校物理から不安だったため、「物理のエッセンス」でしっかりと理解した後に「大学生の初等力学」を何度も解きました。「大学生の初等力学」で力学の範囲はカバーできると思います。

電磁気学

例年の傾向として幅広い範囲から出題されます。力学同様、「物理のエッセンス」できちんと理解した後に「大学生の電磁気学」を解きました。

熱もしくは波動

例年の傾向として主に高校範囲から出題されます。物理のエッセンスを使用して勉強しました。

実際の試験の問題

力学

バネに繋がれた物体への衝突の問題が出題されました。あまり難しくないように感じました。

電磁気学

扇の形をしたコイルよる電磁誘導の問題が出題されました。基本的な問題は解けたと思います。

ドップラー効果についての問題が出題されました。私は波動の範囲は軽くしか対策していなかったため、回答に自信はありませんでした。問題自体の難易度はあまり高くないと思います。

化学

化学の出題範囲別の傾向と対策

理論化学・物理化学

例年の傾向として出題範囲は広く、物理化学の範囲から主に出題されます。高校範囲も出題されるので、「鎌田の理論化学の講義」、物理化学の教科書を使用して勉強しました。物理化学は勉強時間が確保できずほとんど諦めていたので、計画的に勉強していればよかったなと思いました。

有機化学

出題範囲は広く、覚えることが多いです。例年の傾向として、有機化学はあまり難しくない印象だったので「鎌田の有機化学の講義」を使用して勉強しました。「鎌田の理論化学の講義」を一周した後に、「鎌田の有機化学の講義」を始めました。

無機化学

有機化学同様出題範囲は広く、覚えることが多いです。例年の傾向として、有機化学同様あまり難しくない印象だったので「福間の無機化学の講義」を使用して勉強しました。「鎌田の有機化学の講義」を勉強した後に「福間の無機化学の講義」を始めました。

実際の試験の問題

物理化学

物理化学は軽くしか対策していなかったため、ほとんどわかりませんでした。記述問題が多く、窒素酸化物の発生による影響を答えさせるような問題がありました。物理化学は、わからないながらも部分点を狙って回答しました。

無機化学

今年(2022年)は国際ガラス年という理由から、ガラスの生成についての問題が出題されました。問題の難易度はそこまで高くなかったと思います。

有機化学

芳香族化合物についての問題が出題されました。正直、例年よりも難易度が上がっていたと思います。ほとんどわかりませんでした。

全体的に化学はとても難しかったです。私自身、化学のテストはボロボロでしたが一応回答は書きました。意味があったかはわかりませんが自分の考えを回答に残すことは大切だと感じています。

面接

面接の対策

東北大学の面接試験は2日目にあります。面接のときに得意な専門科目ややりたい研究に対する簡単な口頭試問があります。私は1日目の試験が終わった後に、クラスの友達と通話しながらホテルで口頭試問の対策をしました。私は、得意科目とやりたい研究の分野が材料学や材料力学だったため、その範囲の中で基礎的なことを復習しました。また、やりたい研究についても軽く論文を見ていたため、論文について面接でおおまかに話せるくらいにはしていました。口頭試問以外はほかの大学で聞かれるような一般的な面接だと思います。

実際の面接

面接では質問に対して言いたいことはすべて言えたと思います。1日目のテストのできが悪くても、面接の点数で全然挽回も可能だと思うので最後まで手を抜かないことが肝心です。

Q.志望理由について
Q.得意科目
Q. 志望動機の時にA教授のとある研究の論文を見て興味を持ったと言ったが、その研究に対する知識についての説明
Q 大学院に進学した後の進路について

Q材料力学からヤング率とはなにか

Q時間があまったので自己アピール 

利用した参考書一覧

数学編入数学徹底研究
数学過去問特訓
編入数学入門
物理物理のエッセンス(力学・波動)
物理のエッセンス(熱・電磁気学・原子)
弱点克服大学生の初等力学
弱点克服大学生の電磁気学
化学鎌田の理論化学の講義
鎌田の有機化学の講義
福間の無機化学の講義
化学基礎問題精講
英語・TOEICTOEIC L&R TESTでる単特急金のフレーズ
TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問
公式TOEIC L&R 問題集

最後に

私は初日のテストは納得のいく結果ではありませんでしたが、二日目の面接や成績による評価も大きいため、最後まであきらめずに頑張りました。もし、このブログを読んでいる東北大学を受ける方はどんな状況になっても最後まで頑張ることを忘れないでください。

また、私は東北大学以外の大学に合格していないため、8月の終わりまで勉強をやめることができなかったです。モチベーションの維持はとても難しかったです。もしもモチベーションを維持できないときのために、他の受かりそうな大学をたくさん受けて、確実に合格をもらってから東北大学を目指したほうがいいと思いました。

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